四国遍路の旅(82番~80番)
夏休み、続きを再開
今回は雨、そしてヒルクライムからのスタート。
2015/8/13 5:22自宅出発~8:38一宮寺駐車場に到着
ETCにかかった費用¥6,000
駐車場代金¥0
移動距離211.0km
雨がパラパラ印刷した地図がどこまでもつだろう。
8:38一宮寺出発~10:14根香寺
根来寺滞在時間 10:14~10:55
入山料¥0
賽銭¥100
御朱印¥300
1.根香寺の駐車場から
スタート時には平坦な市街地だったけど、雨のせいで山道に入る前に印刷していた地図はぼろぼろ、用意していた3枚の地図は全滅。(ポイ)
そういうこともあろうかとスマホケースを準備、ケースにセット
googleマップでナビゲートスタート
徐々に山道、さらに雨、そして霧、勾配がきつすぎ、すぐに押して歩く・・・・目の前には道がない?
(霧と急カーブで実際には大きく右にまがってるだけ)
山全体が雲の中なのか真っ白
「何て強大なオーラ力だ…!」という気持ちも少しもちつつ上へ進む
押して進む、「力押しなら…負けはしない!」
毛虫はいないけど、きつい、雨と汗のせいで体中ボタボタ、眼鏡も曇る
さらに押す、途中ダウンヒルの親子がさっそうと降りていく
「こんにち・・・・はぁ」声もでにくい、結構なスピードでおりていくので後ろをみたらこちらが倒れそう。
「くそっ! 俺のオーラ力はこの程度なのか!?」
なんとか17.13キロで到着。
この段階でかなりのオーラ力を失った・・・・
でも今回の行程での山場は上に登るここだ!
あとは降りるだけ(フラグオン!)
2.根香寺の山門
あまり人気がないのは、お盆だから?雨だから?まだ10時だから?
こじんまりした境内を散策
あとで気づいたけど牛鬼を撮るのを忘れていた。
3.山門からの光景
4.本堂
白峰寺へ
2015/8/13 10:55根香寺発~11:34白峰寺に到着
山の上から山の上なのでそれほど高低差はないだろうと
いつもの読みの甘さ、根香寺の駐輪所からでてすぐの分岐点で・・・・はぁ
また登り・・・そして次は長いまっすぐな道が煙っている
この先はどこへ行くんでしょうか、お寺につくのでしょうか
とおもっていたらキターッ 下り、スピードを出して時間をかせぐ
路面が濡れている・・・・だが進む(これもフラグオン状態)
とおもったら・・・・登り
時間としては30分程度ですが意外に疲れた。
駐輪場代金¥0
移動距離8.35km
白峰寺滞在時間 11:34~12:15
入山料¥0
賽銭¥100
御朱印¥300
5.白峰寺山門
6.白峰寺本堂
国分寺へ
2015/8/13 12:15白峰寺発~13:19国分寺に到着
晴れてきた、ここまでクロスバイクを押してきたのはこの幸せを感じるため
ダウンヒル、歩かずとも下れる喜び
さぁ、最後の寺まで一気に逝くぞ(最終フラグオン)
長い下り、大きめのカーブを曲がる、ブレーキをかけつつ気持ちバンクして曲がる
また長い下り時速40キロをオーバー、一つ目のヘアピンを曲がる、リアが滑るがハンドルをカウンター決めるまでもなく重心移動で耐える。
さらに緩やかなカーブを連続して3つ超え、スピードはそのままを維持
いくぜ!
目の前に道がないと思えるくらいのヘアピン
『ショウ、左っ!!』
『ちっ!』
『ショウ!』
『くっ、リアが滑っただけだっ!』
『うっ!! だが、この程度なら!』
『もっとよく見て、ショウ!』
『くっ!?』
『左側面、当たっちゃうっ!!』
『なんのっ! まだだ!(カウンターを決めろ!)』
『ああっ!』
『くっ、このおっ! 好きにさせるかっ!(すでに世界が傾き始めてる)』
『くっ!! だが、この程度ならまだいける!』
『そうよ、まだまだっ!』
『南無三!』
『落ちろよぉ!』
そして目の前の世界が反転した
「こけた?」
やばい、こんな山道の行程の半分のところでギアがいかれたり、ブレーキレバーがいかれたら、ペダルがいかれたら、それよりも車は来ていないか、頭を守れ!
肩か腕からいくしかない
ドガッ・・・・・ガリガリガリ・・・・・ゴシャ
まずは車道から退避
転がりながら車道からヘアピンの中央側へ
車は来ていない(助かった)
骨は折れていないか、腕はまがる、指はまがる、足はまがる
痛みはそれほどでもない、血はでいるがそれほどでもない
くぅ、助かった
クロスバイクは?
車道の真ん中でへしゃげたみたいに倒れている
電池が散乱(ライトが散乱しているようだ)
ペダルの反射板が落ちている
スマホは????
とりあえずクロスバイクを車道からのけて
急いでライトの収集、反射板の回収
クロスバイク本体は???
スマホカバーがぶらーん・・・・ん?位置がなんか違う
ハンドルが逆向き!
うぉぉぉぉこれじゃ帰れない、
よくみると単純に回転しているだけだった
前輪をもとにむけて
スマホを確認、カバーのおかげで傷もなく動作してる(さすがに山の中でスマホなかったら降りることも車にまでたどりつけない)
ブレーキレバーは?ブレーキは動くか?
フレームに損傷は?
よし!傷がない?
こけたはず、あれだけ派手にこけてライトがぶっ飛んでるんだから前方に傷があるかと思ったら左ハンドルレバーのゴム部分が傷、左ブレーキレバーの端が傷、左側のスタンドの先が傷、ペダルが傷
助かった・・・・・
とりあえず座り込む
自分の体を確認、少し痛むが動かないわけじゃない
左腕から出血、白衣が汚れて血がついてる
奇跡的に軽症ぽい
さてじゃあ反射板とりつけて、ライトは電池を入れるところが開いていただけなのでもとにもどして
( ,,`・ω・´)ンンン?
ハンドルが若干曲がっとる
これじゃもうスピードだせないし、バランスとりにくい
かといってホイール蹴とばして直すようなことしたらそれこそ傷を増やしそうなので
あきらめる、かえって修理するか
駐輪場代金¥0
移動距離13.17km
国分寺滞在時間 13:19~13:50
入山料¥0
賽銭¥100
御朱印¥300
7.曲がったハンドルと左腕の傷
ハンドルをフレームに垂直にしたら前輪が左にずれてます
8.損傷具合
10.国分寺山門
11.本堂
2015/8/13 13:50国分寺発~14:32一宮寺駐車場に到着
総移動距離48.2km(戻り距離が9.55キロ)
途中最高時速50km/h
うどんでもたべて田舎に寄り道して温泉で傷を治そう
車にクロスバイクを積み込んで(うぐ・・・痛い)
さぁ出発だ?あれギアが動かない左水平に力が入らない
もう一回「グイ」うぎゃぁぁ・・・・・いってぇーーーーー
どうも腕の関節や筋は大丈夫だったらしいが胸筋が逝ってしまってるらしい
全然水平に力が入らない、しかたないので右腕でギアチェンジ
そのうち事故るとおもったので左腕を斜めにして押し込むようにしてギアチェンジ
(一か月ギアの変更が普通にできずに過ごす羽目に・・・)
12.鈍川温泉からの風景
自転車遍路の三回目の感想
・ダウンヒルを舐めていた
・雨の日にリアフェンダーを置いてきたので背中が泥まみれ
・防具が貧相すぎた
・戻り距離前回と合わせて54.2キロ分が復路の貯金距離